いや~、
まさか、あると思いませんでした。
なので、嬉しいサプライズでした。
と、いうわけでついに始まりました、
ゼルダ無双厄災の黙示録(以下 厄災の黙示録)の有料追加コンテンツ、
エキスパンション・パス(以下EP)。
今回は、EPで実装されるコンテンツの内容を確認しながら、
実際に触ってみた感想も書いていきます。
あると思わなかったサプライズッ。
厄災の黙示録エキスパンション・パス(EP)の基本情報とプレイ感を書きます。
またこちらでは「厄災の黙示録は未プレイだけど気にはなってる」という方向けに、
クリア後の感想を、ネタバレなしで書いていますので、興味のある方は併せてご覧ください。↓
ではでは早速EPの中身を覗いていきましょ~。
EPの基本情報
まずは今回のEP、基本となる情報のおさらいです。
- 価格 →2,500円
- 購入特典 →リンクの新武器と新コスチューム追加
- 配信第一弾 →2021年6月末までに配信予定【実装済み】
- 配信第二弾 →2021年11月末までに配信予定【実装済み】
EPを遊ぶために厄災の黙示録のゲームクリアは必要ありません。
購入特典は、ゲーム開始後、
マップ画面が表示されたタイミングで自動入手。↓
配信第一弾の王立古代研究所は、
メインストーリーが第二章に到達した段階で開放されます。↓
さらに第五章1話をクリアすることで配信第二弾のメインバトル「Ex」が開放、
こちらはメインストーリーの進行に合わせるかたちでお話が追加されていきます。↓
なので、新規プレイの場合、
まず、第一章2話に到達後、購入特典の入手。
第二章に到達後、王立古代研究所の開放、
第五章1話クリア後にメインバトルExが開放、という流れになります。
クリア後のデータでプレイした場合は、
ゲーム起動後に全て開放されます。
価格・購入特典
価格は2,500円で、
追加コンテンツの値段としては、
平均的な感じでしょうか。
購入特典はリンク用装備、
試作古代兵装・兜、上鎧、下鎧、剣、です。↓
全部装備するとこんな感じ。
この装備、「試作」てのがミソなんですね。
芸が細かい。
配信第一弾「古代の鼓動」
配信第一弾「古代の鼓動」での追加点をざっくりとあげていきます。↓
- 新施設「王立古代研究所」
- リンク、ゼルダの新武器
- 新プレイアブルキャラクター
- 武器レベル上限解放と隠し刻印の消去
- 新たな強敵
- 新難易度
以下、順番に見ていきます。
王立古代研究所
新たに追加される施設で今回の目玉のひとつ。
メインストーリーが第二章に到達することで開放されます。
ここで依頼される研究所チャレンジをクリアしていくことで、
リンクの新武器、ゼルダの新武器、新たなプレイアブルキャラクター、などが開放されます。
得られる恩恵が大きいので、何はともあれチャレンジしたくなりますが、
研究所チャレンジには大量の素材が必要になります。
追加されたExバトルでしか手に入らない素材なんかも要求されるので、
クリア前なら特に優先しなくてもいい場所ではないかなと思います。
まずは本編のハイラルチャレンジをクリアしつつ、
素材に余裕がでてきたら研究所チャレンジをこなす、
というのがベターかなと思います。
リンクの新武器
リンクの新武器に「フレイル」が追加されます。
伸びます。びょ~ん。
最大の特徴は敵の武器を複製して戦える点です。
複製する武器によって攻撃方法も変化するので、その点も楽しい部分です。
フレイルの特殊性は全武器の中でもトップクラスですが、
こうした武器をそつなく使いこなすあたりに、
リンクの運動能力の高さや勇者としての資質が窺えて、
そんなところも面白く感じます。
ゼルダの新武器
ゼルダの新武器に「マスターバイク」が追加されます。
どうみてもバイクです。ブロロロッ。
かなりアクティブです。
この様子からもわかりますが、
ここには、いつかのように自分を不甲斐なく感じていた頃の彼女はいません。
おてんばですよ、ええ笑
まあゼルダ姫って、少なからずおてんばな印象ありますけども。
マスターバイクを駆ってゆく彼女からは、
そんなおてんば由来の快活なエネルギーがほとばしっています。
ちなみにこのマスターバイクについてひとつの気付きがありました。
きっかけはこれです。↓
つまり「馬」なんですね。
ブレスオブザワイルドで追加された時も、
なんで急にバイクなん?
なんて思っていたわけですが、ようやく合点がいきました。
これなら、リンクやゼルダが乗る意味もわかります。
周回遅れの気付きとは承知の上で、それでもわかってよかった。
バイクらぶッ!
新プレイアブルキャラクター
新しく操作キャラに「歴戦のガーディアン」が追加されます。
多くは語りませんが、ついに彼が参戦です。
派手に光線ぶっ放してますね。
個人的に、操作のクセは強いほうに入るかなと思います。
武器のレベル上限解放と隠し刻印消去
全キャラの全武器レベル上限が30→50になります。
また、レベル50に達した武器に限り、隠し刻印を消すことが可能になります。
隠し刻印の消去が可能になり、
すべての刻印をコントロールできるようになりました。
ただ、元の隠し刻印に戻す方法は無さそうなので、
そのあたり、気になる場合はよくよく考える必要があるかもしれません。
一点ものの武器は要注意です。
新たな強敵
複数の強敵「危険個体」が追加されます。
既存の強敵の他に、巨大なチュチュや、バクダン樽を背負ったモリブリン、といった敵が
危険個体として登場します。
それぞれ専用に追加されたExバトルに配置され、かなり手ごわいです。
新難易度
新難易度「アポカリプス」が追加されます。
イージー、ノーマル、ハード、ベリーハードに続く第5の難易度の登場です。
試みに少し遊びましたが、とにかく被ダメージがエグいです。
敵によっては一撃で瀕死になります。
腕に覚えのある、上位プレイヤー向けの設定です。
配信第二弾 「追憶の守護者(ガーディアン)」
配信第二弾「追憶の守護者(ガーディアン)」での追加点はおおよそ以下のような感じです。
- 追加メインバトル「Ex」
- 新たなステージ
- 新プレイアブルキャラクター
- 既存キャラの追加アクション
- 特定キャラの専用武器
以下、順番に見ていきます。
新たなストーリー
メインストーリーにあたるメインバトルの項目にExが追加されます。
Exはまずメインバトルの第五章1話クリア後に1つ目のお話が開放され、
以下メインバトルの進行に合わせて順次追加されていきます。
これまで語られなかったお話が、
「知られざる戦いの記憶」として展開され、
厄災の黙示録の物語をさらに骨太なものにしています。
またExに限り、記憶チャレンジというものが追加され、
提示されたお題を達成することで報酬を獲得できます。
報酬獲得は一度だけですが、ここで得られる武器は、
同じ進行度のメインストーリーに比べて強いものが出易いです。
開放されたら早めにチャレンジするのも良いかもしれません。
新たなステージ
新しいステージが追加されます。
「闘技場」などの新ステージがメインバトルExのバトルマップというかたちで登場します。
新プレイアブルキャラクター
新しく操作キャラに「プルア&ロベリー」「スッパ」が追加されます。
まずはプルアとロベリーの二人。
王立古代研究所のリーサルウェポンがついに登場です。
バトルは主にロベリーが担当。
プルアに上手くつかわれて…もとい、レディを護衛するナイトとして、
文字通り体を張って奮戦します。
お手製の古代兵器で敵を一掃、
色々とブッとんだキャラに仕上がっています。
つづいてはスッパ。
コーガ様の出来過ぎる右腕が満を持して見参です。
武人です。
その一言で全て説明できるほど、武人ですスッパ。
戦い方は堅実で正統派。
二刀を振るい居合を使いこなします。
ユニークに振り切ったプルア&ロベリーと、
質実剛健に振り切ったスッパの対比も面白く、
プレイアブルキャラのトリを飾るにふさわしい人選になっています。
えッ?人選は今までの流れ的にもうこの3人しか残ってないだろって??
…まあ、そうとも言います笑
既存キャラの追加アクション
既存キャラのアクションが追加されます。
説明欄にExアクションの項目が増え、
既存のアクション自体が強化される場合や、
新規アクションが追加される場合など、キャラごとに内容は異なります。
特定キャラの新専用武器
リンクを除く4英傑と、彼らにゆかりのある助っ人4人の専用武器が追加されます。参考画像↓
これらの専用武器は一度しか手に入りません。再入手不可。
一応武器合成の素材として使うこともできますが、
その際、「ホントにええんか?」と注意喚起のテキストが出ます。
ハイラル王家から賜った貴重なものです。よく考え、心して運用しましょう。
ちなみにこうした専用の固定武器って管理人はスキです。
ただひとつの心残り
以上、ザッとですがEPの内容を見てきました。
第二弾の配信をもって厄災の黙示録の遊びが全て出そろったわけですが、
たったひとつだけ心残りがあるとすれば、
それは強くてニューゲームのような、
いわゆる「周回要素」の遊びが欲しかったという点に尽きます。
厄災の黙示録には難易度ごとのクリアタイム表示が設けてありますが、
これはそのままクリアタイムを更新していく遊びにつながるので、
強くてニューゲームとは相性が良いと思いますし、
育てたキャラで「オレツエー」するのは単純に楽しいです。
素材やレベルを引き継いで最初から遊び直すことは、
面白さの再発見にもつながるので、
是非実装してほしかった機能です。
とは言え、エンディングまでゲームを遊んで、「あぁ~面白ったッ」で終わるのが、
任天堂のゲーム創りのポリシーにも感じるので、
周回要素の実装というのは、どんなゲームであれ無いかも知れませんね。
おわりに
というわけで今回は厄災の黙示録のEP、
配信第一弾、第二弾ともに内容をみていきました。
今回解説した項目はEP全体で、
- 新施設「王立古代研究所」、追加メインバトル「Ex」
- 新プレイアブルキャラ「歴戦のガーディアン」「プルア&ロベリー」「スッパ」
- リンクとゼルダの新武器、既存キャラの追加アクション
- 武器レベル上限解放、特定キャラの新専用装備
- 新しい難易度、新しい強敵
以上のような感じでした。
第一弾については「けっこう大胆な仕様入れてきた~」という感想でしたが、
第二弾は第一弾の印象を引っ張りつつ「ほぼやりきったなあ」という感じでしょうか。
厄災の黙示録の「遊び」としての最後にふさわしい盛り上げや、
まとめ感があったように思います。
これはEPの実装において、
ようやく厄災の黙示録を真に遊び倒す条件がそろったということでもあります。
個人的にもまだまだ楽しむ余地が沢山あるので、
ここからは長くのんびりと遊んでいこうかなと思います。
折を見てまた記事の更新もしていく予定です。
また、初めにも書きましたが、
厄災の黙示録で追加コンテンツが来ると思ってなかったので、
今回のEPは嬉しいサプライズでしたッ。
関係者の皆様にはここでこっそりとお礼申し上げます。
以上、ゼルダ無双厄災の黙示録エキスパンション・パスの紹介でした。
この記事が、必要なかたの一助になれば幸いです。
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